2.実地による検証
AC界には実際にやって見なければ判らぬ要素があります。まぁ、大抵はどうでも良い事なのだが・・・
まず、射突型ブレードによる攻撃力、熱量はご存知の通り固定ダメージではありません。
攻撃力がどの要素によって変化するのかはっきりさせるため、色々と実験してみたいと思います。
パイルの当たり具合による威力の変化。
一番可能性が高いのでこれを最初に実証する。バーサスモード、人間同士1対1を選択。
初期機体のブースターとジェネレーター、ラジエーターを組み替え、
武器は右手のKWB-SBR0X(30パイル)のみの下記のような機体を2機用意しアリーナで戦闘開始。
パイル試験AC1
頭部 | CHD-01-ATE | 内蔵 | なし |
コア | CCM-00-STO | EX | なし |
腕部 | CAM-10-XB | 右肩 | なし |
脚部 | CLM-01-EDF | 左肩 | なし |
推進 | MBT-OX/002 | 右手 | KWB-SBR0X |
FCS | VREX-ST-2 | 左手 | なし |
ジェネ | MGP-VE905 | OP | なし |
ラジ | RGI-KD99 | 備考 | 初期機体と異なる箇所は黄色で記入 |
まず最小のダメージが、どの程度か推測するために、動かぬACに可能な限りダメージの少なくなる
パイル攻撃を試みてみた。距離、すれ違いざま、空中頭部狙いなどを試してみたところ、
地上でぎりぎり当たる程度の距離に加え、少し浮いて頭部を狙うような形で攻撃すると、
熱暴走によるダメージも無く、AP8260からAP7767といった小ダメージを与える事が出来た。
その後、同機でどんなに頑張ってもこれ以下のダメージを与える事は出来なかったので、
これをパイル1ヒットとして考え、これを様々な今後の実験の基準とする。
次に同機での最大ダメージを測量する。これは、やはり最も相手に接近した状態で
相手とほぼ同じ高低さの攻撃が最も威力が高い。
実際、AP8260から6200台にするほどのダメージを与えた。(熱暴走の為、正確なAPは判断できなかった。)
その後、やはりこれ以上のダメージが与えられないため、これをパイル最大ヒットとする。
これで、最小ヒットと最大ヒットの威力は約4倍の差であるということが分る。
パイルの種類を変えてもダメージの差はやはり約4倍であった。(最小ヒット出すのには結構手こずったが)
恐らくこの、当たり具合が射突型ブレードの威力の主要素と見ていいのではないか。
パイルのレンジは単に相手にダメージを与えるに至る距離だけを示していて、多段ヒット数とは関係が無いと推測。
[パイルのレンジに関して、何か情報がある方がいましたら連絡下さると大変助かります。]
その他、念のため、どうでも良い実験。
パイルは実弾兵器か否か調べる。1パーセントにかけてみようじゃないの。
パイル試験AC1を2機用意。片方のACにOP-S-SCR(実弾装甲UP)を装備。場所はアリーナで、両方ともに
コントローラの上ボタンと□ボタンを押しっぱなしで戦闘開始。お互い1撃与えたところで結果を確認。
OPを装備したACのほうがダメージが少なかった。他の4種類も結果は同じ。よってパイルは実弾兵器である。
次にOPを装備したACのOP-S-SCRを解除し、OP-E-SCR(E装甲UP)を装備。先と同じ条件で実験開始。
お互いのダメージは全く同じ。他の4種類も結果は同じ。よってパイルはE兵器ではない。
もしかしたら・・・・
パイルにもレーザーブレードと同じくアレがあるかもしれないので実験。
パイル試験AC1を2機用意。地上でのパイルの攻撃力と空中でのパイルの攻撃力を比較。結果、威力一緒。
片方のパイル試験機にOP-E-LAI(レーザーブレード威力UP)を装備。攻撃力比較。結果、これも威力一緒。
正直、ちょっと期待していた私がバカでした。今回の結果をまとめてみると
パイルの威力の変化 | 当たり具合で、数値どおりの威力から4倍までに変化。 |
パイルはレンジによって威力変わる | 変わらない。レンジが長いとちょっと当たりやすい(?)。 |
パイルは実弾兵器 | その通り。 |
パイルは実はE兵器 | そんなワケない。 |
パイルは空中突きで威力変わる | 変わらない。むしろ、タンクなどが相手だと余計に当たりにくくなって威力ダウン。 |
パイルはOPで威力上げられる | 上がらない。 |
今回は念のための実験です。決して時間稼ぎではありません・・・
次は5種類のパイルをそれぞれを詳しくまとめてみたいと思います。
〈補足〉
後に、パイルの最小ヒットの威力は、威力が同じ単発1ヒットの武器(KWB-SBR44とCWGG-HLR-ALX)の一発
と、パイルの最小ヒットが与えるAPとが完全に同じだったので、パイルの攻撃は1度の攻撃で最大4回分の効果が
得られるということが確証できました。